こんにちは。レオです。
今日は
レオVSレオ!!
つまり紅白戦……じゃなくて初の1人FANS.
お待ちしております。
さて、早速ですがタイトルの件について今日も3ステップで行ってみましょー!!
1.マッケイ製法は軽い
マッケイ製法はアッパーとインソール、アウトソールを靴内部で纏めて縫う製法。
その為ソールが薄く、返りが良いのです。
部品の関係上、必然的に軽量な靴になりその結果足の馴染みが早く、最初から履き易いのです。
なのでいつもグッドイヤー製法の堅牢な靴を履いている方が初めてこの製法の靴に足を通すと
軽い!
と感じると(返り〔=ソールの屈曲性〕の良さと構造面で総合的に軽いという評価が生まれると考えても良いと思います)。
ちなみに大まかな判別法法はこんな感じ
靴の中を覗くと縫い糸が見えてますね。
2.マッケイ製法は弱い??そんなことありません!
ソールの返りが良いとつま先だけ急に減ってしまうという事態が起こりにくいです
そうなんです。この問題、付きまといます。
何度もオールソールが出来るグッドイヤー製法を始めとする様々な製法に比べその回数は少なくなります。
軽さと引き換えに何度も何度も…という使い方は
出来ないわけではありません
基本的にマッケイは1〜2回のオールソールが限度とされておりますが、修理方法が多岐にわたる現在ではハーフラバー(全面にゴムを貼る修理)を行うことで守ってあげる、ラバーの交換を行うことで長く使うという方法もありです。もっと言えば靴をしっかりローテーションさせてあげれば、そんなにオールソールを行うスパンが長くなります。
つまり付き合い方を工夫すれば何てこと無いと思うのです!
3.私はガンガン歩く日はグッドイヤー
ではどういう付き合い方をすればいいのか。ここですね。
私が銀座工房にいる日、特に土日はほとんどと言っていいほどにグッドイヤーな靴を履いています。
それは沢山動き回るからです。また、一日で色んなところに行く日も同様です。
沢山歩いてしまうことでソールの消耗が激しくなるのならそれに適した靴を選ぶ。
といった感じですね(そういった幅のある選択ができるというのは個人的にかっこいいなと思っています笑)。
逆に言えばゆったりとした一日を過ごす予定の日、人の少ない静かなところにぷらーっと軽く出かける日はマッケイ製法の靴を選ぶことが多いです。そういう時にマッケイ靴はその軽さと柔らかさで持ち主の素晴らしい相棒になってくれると思います。
ゆったりとした空間の青山FANS.の店内では主にマッケイ製法の靴を履いていることが多いです。
最後に
ガンガン履ける靴ではありませんが、それはデザインを見れば言わずもがな。どことなく気品が漂うフォルムを持つ物が多いマッケイ製法の靴。タフというよりはスマート。ちょっと気をつけてあげれば何のことも無い、そんな靴を一足、下駄箱に入れておいてシューライフにほんのりスパイスを加えてみては如何でしょう??
【お知らせ】
荒井弘史本人がFANS.青山の店頭で接客をさせて頂きます‼
2/15(土) 16:00~20:00に入店の予定です
木型やデザイン、フィッティングのご相談などお気軽にお話しして下さい(・∀・)予約制ではありませんのでお気軽にご来店ください☆
【臨時休業のお知らせ】
誠に勝手ながら2/24(月)は臨時休業とさせていただきます。大変ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。
■店舗情報
住 所 :東京都港区南青山5-1-2 青山エリービル2F
カルツェリアホソノ ANNEX ROOM
TEL :03-6450-5126
営業時間 12:00~20:00(月~土曜日)
11:00~19:00(日曜祝日)
定休日:火曜日