みなさまこんにちは。
久しぶりに日曜日のFANS.に登場。チノパンマンです。
さて最近は靴以外のネタが多かったので、本日はしっかりと靴のお話を。
靴のパーツはどれも大切な役割があるのですが、私が特に重要視しているのが「中底」(足の裏が触れる部分。素材は革が中心。)
しっかりとした革で作られている中底は、履いている人の足の裏の形状に合わせて少しずつ沈んでいきます。革で作られた中底とは「履き馴らすことで、持ち主の足に合ってくるインソール」と言えます。
しかし市販のインソールと違い、中底は気軽に交換できません。靴の作りによっては修理で交換もできますが、構造上修理での交換不可となってしまうケースも多々あります。
「中底なんてそう簡単に壊れないんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、靴を酷使してしまうと中底がバリバリに割れてしまうこともあるので、注意が必要です。
そんな中底を長持ちさせるために一番気をつけなければいけないことが、一日履いた靴をしっかり休ませること。「休ませる」=「中底が吸った(汗などによる)水分を十分に抜く」とお考えください。だいたい丸2日~3日くらい休ませてあげると水分はきちんと抜けます。雨の日に履いた靴はさらに時間を取って乾燥させてください。
表面(アッパー)のケア、メンテナンスも重要ですが、お気に入りの靴を長く履くためにこのようなことも覚えておいていただければ幸いです。
以上。チノパンマンの真面目な中底のお話でした!
【荒井弘史靴誂え室】荒井弘史氏1月の入店予定
1/23(土)16:00~20:00
以上の二日を予定しております。
ご予約のお客様を優先させていただきますので、荒井氏による採寸やオーダーのご相談をご希望のお客様はFANS.(03-6450-5126)までお電話ください。
みなさまのご予約、ご来店をお待ちしております。
■店舗情報
住 所 :東京都港区南青山5-1-2 青山エリービル2F
カルツェリアホソノ ANNEX ROOM
TEL :03-6450-5126
営業時間 12:00~20:00(月~土曜日)
11:00~19:00(日曜祝日)
定休日:火曜日
※当店では革靴のケア・クリーニングのみを承っております。
靴修理をご希望のお客様には併設のカルツェリアホソノをご案内いたします。