靴磨きはブラシの使い分けが重要です
2014年 02月 16日
こんにちは☆
テレビはソチ五輪一色ですね
羽生君が平成6年生まれと知って時の流れの早さを実感した虎吉でございます(・∀・)
さて、今回はブラシのお話です。
『靴の手入れで使うホースヘアブラシって馬のどこの毛なんですか?』
よく聞かれる質問です。
答えは”馬のしっぽの毛”です。
馬毛は毛一本一本がソフトできめ細かいため、靴用の場合は特に細かい部分のホコリを落としたりするのに適しています。
その対極にあるのが、豚毛や化繊毛のブラシなのですが、
こちらは毛一本一本にコシがあるので、クリームを塗った後にしっかりとクリームを伸ばし、さらに余分なクリームを取り除くことで靴に光沢感を与えます。
もちろん馬毛のブラシでも光沢は出ますが、スピーディにしっかりと靴に光沢を与えるのは明らかに化繊毛か豚毛のブラシが便利です。
天然皮革はかなり丈夫ですので、ヌメ革やラム革以外はブラッシングでキズが付くことはほとんどありません。
以前は雑誌などによく、
「馬毛のような柔らかい毛のブラシが革を傷つけないのでブラッシングに最適です・・・」
などと書かれている記事を目にすることがあったのですが、両ブラシを比較すれば一目瞭然です。
よってホコリを落とす------馬毛ブラシ(HIRANOブラシ 馬毛)
クリームを伸ばして仕上げる-----化繊毛または豚毛ブラシ(HIRANOブラシ 豚毛)というのが使い分けの目安になります。
また、馬毛ブラシはコードバン革の靴を補色、ツヤ出しする際にウォーリー・ワックスカラークラッシックを使用するのですが、その細い毛先を利用して、ワックスカラーをコードバンにすり込む時にとても便利です。
ゆっくりと革の中にワックスカラーをしみ込ませる要領で馴染ませていきます。
コードバン(馬のお尻の革)だから=馬毛というイメージで覚えて下さい(笑)。
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カルツェリアホソノ ANNEX ROOM
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