こんにちは。
本日はアメリカ製ヴィンテージ靴好きのハートを掴んでやまないイカした仕様、「スペードソール」でのオールソールをご紹介します。
スペードソールとはその名の通り、ソールが♠型になっているもので1940年代にアメリカで流行したスタイルです。ヴィンテージ靴市場を探せばそこそこ見つかりますが、現行ではめったにお目にかかれません。
そこで今回は私物のHANOVER(こちらも古き良きアメリカの黄金時代に隆盛したシューメイカーで、現在はブランドも消失しています)のロングウイングチップのペアをスペードソール仕様でオールソールします。
まずは純正状態。
スプリットウェルトにダブルソール、そして釘穴ありブロックヒールという正統派の仕様。
これを全部バラバラにしていきます。
そして新しいソールを成形していき……
完成したのがこちら。
作業するうちにアレコレ欲張って仕様を増やしてしまい、
ふまずとヒールの部分に切り替えをつけたり、唐草のウィールをかけたりと
当初の「アメリカっぽいスペードソール」から離れていってしまいました笑
とは言えエッジの効いたコバは存在感抜群。
ただならぬ足元を演出します。
こちらはサンプルのため受注メニューにはございませんが、いろいろ面白いことを考えながら靴修理をやっていますのでご興味ある方はぜひ店頭に遊びにきてください。
もちろん通常のオールソールもやっていますのでおまかせください。
YUMA.
そして、明日は荒井入店日です。
オーダーを検討中の方はお気軽にお問い合わせください。
【荒井弘史 入店日】3/8(日)
3/14(土)
3/21(土)
3/29(日)
FANS.浅草本店 店舗情報
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