こんにちわ。
隅田川の桜もチラホラ咲き始めたようです。
春のうららの隅田川でござい。
さて本日は私物のレッドウイングエンジニアブーツをカスタムいたしましたのでその模様をご紹介します。
今回の主役。
もともとかなり履き込まれたエンジニアブーツ。
オークションで入手しましたが前のオーナー様がバイクに乗っていたようで
シフトペダルの部分に穴があいてしまっています。
まずは傷んだソールを解体していきます。
今回はあえて先芯もスチールキャップも抜いてしまいます。
こうすることで履き込むうちにトウが潰れ、特有のエイジングを見せてくれます。
19世紀中頃以降、革靴には先芯が入るようになりましたが、一部のヴィンテージブーツには先芯の入っていないペアが存在します。
その時代の雰囲気を現代に蘇らせたい!
というある種のフェティシズムに共感してくれる方が果たして存在するかわかりませんが、気にせず進行。
ここまで解体すればアッパーにもミシンが入りますので、このタイミングで左足の穴も塞いでしまいます。
当てる革はモノホンのクロコ。無駄に高級仕様です。
穴からチラッとクロコが覗くエキゾチックなスタイリング。
このあと当てた革をジグザグと縫い付けてアッパー補修は完了です。
この続きは後編の記事をUPしますので引き続きお付き合いください。
YUMA.
【オーダーシューズ(荒井弘史靴誂室)にご興味をお持ちのお客様へ】オーダーのお客様は、荒井弘史が計測からデザインまで直接対応いたしますので、ご予約をお願いしております。下記、荒井弘史靴研究所HPのお問い合わせフォーム、または入店日の当日対応ご希望のお客様はお電話によるご連絡をお願いいたします。
【荒井弘史 入店日】FANS.浅草本店 店舗情報
〒111-0034 東京都台東区雷門2-13-4 岡本ビル1F
営業時間: 10:00~18:00
(火曜定休)